毎年4月13日〜15日はタイの旧正月「ソンクラン」。水かけ祭りとしても知られるタイの伝統行事で、多くのタイ人や観光客で賑わう一大イベント。そんなソンクラン期間中になるとよく耳にするのが「ラムウォン・ルーン・ソンクラン」という曲です。
1961年に公開され、新年の訪れを祝い、水を掛け合いながら楽しく踊る様子を表現しているソンクランの定番曲。曲名のラムウォンは「タイ版盆踊り」、ルーンは「楽しい、陽気な」を意味し、ソンクランの日に行う習慣や活動内容が歌詞になっています。ちなみに同曲はタイ語の他に英語バージョンもあります。
現代タイ音楽バンドが手掛ける
この曲は、タイで初となる「現代タイ音楽(タイ・サーコン)」バンドとして創立された「スンタラーポーン」というバンドによって作られました。
当時は自由活動しながら広告局(現在の首相府広報局)の広報的なバンドとしても活動しており、ソンクランの他にロイクラトンの歌や新年の歌など、「タイ文化を表現する」曲を手掛けています。
Youtube スンタラポーン
「ラムウォン・ルーン・ソンクラン」