【中国】中国医薬のコロナワクチン、マレーシアで供給契約

【亜州ビジネス編集部】

竹製品メーカーの中国系カンガー・インターナショナル(康爾国際)は9月29日、中国の国有製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)傘下の中国生物技術(CNBG)が開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、承認後にマレーシア国内に供給することでシノファームグループの国薬控股・湖南常徳医療器械と契約を結んだと発表した。

契約期間は今年9月25日から23年9月24日まで。カンガーはマレーシアでシノファームグループのコロナワクチンと医療機器を取り扱う唯一の企業となる。

コロナワクチンの開発を進めるCNBGは、世界10カ国以上で承認前の最終段階となる第3相臨床試験を実施中。アラブ首長国連邦(UAE)やバーレーン、ペルー、モロッコなどへの供給を計画しているという。


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