【シンガポール】豪・越からの観光客を受け入れへ、8日から

【亜州ビジネス編集部】

シンガポール政府は豪州(ビクトリア州を除く)とベトナムに対する入国制限を8日付で解除すると発表した。

両国からの旅行者はレジャー目的でシンガポールに入国することができるが、事前に入国許可を取得する必要がある。入国後PCR検査を受け陰性反応であれば直ちに活動を開始できる。両国からシンガポールに帰国する市民、永住者、長期滞在者も検査を受ければ7日間の自宅待機を免除される。

ベトナムでは新型コロナウイルスの感染が抑制され、また豪州でもビクトリア州を除き感染者が10万人当たり0.02人と極めて少なく、感染者がシンガポールに入国する可能性は極めて低いと判断したという。

一方的措置だが、オン・イエコン運輸相はフェイスブックへの投稿で「両国ともシンガポールの措置を評価しており、条件がそろえば、シンガポールからの旅客に対する入国制限の解除を検討すると思う」と期待を表明した。

国内観光の立て直しでは、政府観光局(STB)はシンガポール発着のクルーズ船ツアーを許可する意向で、船級協会のDNV・GLシンガポールを、衛生・安全面の認証機関に指名した。ツアー容認の時期は不明。

(提供:AsiaX

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