【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は、9月下旬に開催した工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド2020」で1277組の商談が成立したと明らかにした。契約額は38億9000万バーツ以上。
2019年開催の前回実績(8000組、140億バーツ)を下回ったものの、新型コロナウイルスが世界的に流行するなか、成功に終わったとの見方を示した。
1277組のうち137組がオンラインでの成立だった。オンライン商談会の開催は今回が初めてだったが、予想以上にバイヤーの登録が多かったという。
121社が自社の技術や機器、サービスなどを出展。来場者数は1万2487人だった。海外からは日本や中国、ベトナム、インド、米国、フランスなどの企業が参加。業種別では、自動車・部品、電子、医療機器などが多かった。
9月23〜26日にBITECで開催した。当初は5月を予定していたが、新型コロナの影響で延期した。次回は来年5月12〜15日の開催を予定している。