【亜州ビジネス編集部】
国営石油PTTは6日、国内初となる海上太陽光発電システムを東部ラヨーン県にある自社の港湾施設内に設置したと発表した。
試験事業として出力100キロワット(kW)の設備を運営。今後は他社にも売り込むという。
傘下のPTTタンクターミナルがマプタプット地区で操業する港湾施設内に設けた。グループの技術を集結しており、パネルを浮かべる「フロート」は、傘下の石油化学大手PTTグローバル・ケミカル(PTTGC)が開発した樹脂を使用。紫外線に25年間耐えられる上、衝撃にも強いという。傘下の発電会社グローバル・パワー・シナジー(GPSC)が設計・設置を担当した。
発電した電力はPTTタンクが事務所で使用。電気料金を年39万バーツ節約できると見込む。