【フィリピン】クラーク空港の新旅客棟が完成、年明けにも稼働

【亜州ビジネス編集部】

運輸省は13日、マニラ北部のクラーク国際空港で建設が進められていた新たな旅客ターミナルが先月末に完成したと発表した。来年1月までの供用開始を予定。旅客処理能力は現在の3倍に当たる年1220万人に拡大する。

建設大手の地場系メガワイド・コンストラクションと同インド系GMRインフラストラクチャーの企業連合が工事を落札し、2017年に着工。過去の報道によると、事業費は93億6000万ペソ(約202億8000万円)に上る。

同空港の現在の旅客処理能力は年420万人。マニラ首都圏でニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の旅客処理能力が不足していることから、クラーク空港の拡張が決まった。首都圏では新空港の開発計画も進められている。


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