【亜州ビジネス編集部】
第128回「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」がオンライン会場で開幕した。
10月15〜24日にかけた10日間の日程となる。16商品カテゴリー別に展示エリア50カ所を設置し、合計約6万ブース、国内外2万6000社が出展している。
展示商品の総数は235万8400点に上る。うち69万1500点が新製品だ。今回はプラットフォームの機能を向上させ、24時間体制のオンライン展示、プロモーション、調達、オンライン交渉などの機能を一体化している。春季に続き、秋季(今回)の広州交易会もオンラインで開催される。
1957年から始動した広州交易会は、毎年の春と秋に開かれる中国最大の商談会。中国企業が海外バイヤーと結ぶ契約の規模は、中国の向こう半年間の輸出動向を示す先行指標だ。2019年11月に開かれた秋季「広州交易会」では、総額2070億9000万人民元(約3兆2100億円)相当の契約が交わされている。214カ国・地域から、内外のバイヤー18万6015人が会場を訪れた。