【中国】中国勢がタイの「スマホ市場」席捲、vivoがシェア首位19.5%

【亜州ビジネス編集部】

タイの今年第2四半期スマーフォン市場では、上位5メーカーに中国ブランドが3つも食い込んでいる。なかでも広東省・東莞市に本社を置く維沃移動通信(vivo)は、現地で最大手に躍進している。米調査会社IDCが14日に報告した。

タイのスマホ市場は、足元で落ち着きがみられている。4〜6月にかけた第2四半期の出荷台数は概算430万台に達した。前年同期比で8.8%減少したものの、前四半期比では21.2%の伸びを達成している。

市場の成長をけん引したブランドは中国勢。特にvivoは前年同期比13.8%増の85万3000台を出荷し、市場シェアが15.6→19.5%に拡大した。

2位以下は
韓国サムスン電子が46.7%減の81万1000台(シェア31.8→18.6%)
OPPO広東移動通信が11.9%減の74万台(17.5→16.9%)
Realme(OPPOの傘下ブランド)が456.4%増の53万6000台(2.0→12.0%)
米アップルが22.2%減の46万2000台

などと続く。その他ブランドは8.8%減の97万1000台に落ち込んだ。


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