【亜州ビジネス編集部】
酒造最大手タイ・ビバレッジは、外食事業を強化するため、2021年度(20年10月〜21年9月)に10億バーツを投じると明らかにした。主に飲食店の増設に投じ、40〜50店をオープンするという。バンコクポストなどが伝えた。
新規出店のうち、30店をフライドチキンチェーン店「KFC」とする。主に小型店を増やし、店舗網を広げる方針。デジタル技術の開発にも投資し、カスタマー・エクスペリエンスの向上を図る。
20年度の新規出店は29店にとどまり、19年度の59店から減速。20年度末時点の店舗数は649店となった。
うち339店は傘下企業QSRオブ・アジアが運営するKFCなど、270店が日本料理店「オイシ」となっている。