【亜州ビジネス編集部】
グエン・クオック・キー会長が、ベトラベル航空を12月18日から運航開始すると明らかにした。既にグエン・スアン・フック首相から運航認可を受けた。旅客便運航の航空会社は国内で6社目となる。VNエクスプレスが伝えた。
ベトラベル航空は大手旅行会社ベトラベル傘下の新たな航空会社。
資本金は7000億ドン(約32億円)で、中部トゥアティエンフエ省のフーバイ国際空港を本拠地とする。初年度は3機体制で運航し、2025年までに8機に増やす。
もともと国際線を視野に入れていたが、新型コロナウイルス流行の影響を受けて国内線に注力する方針に切り替えた。初年度は100万人の利用を目標としている。
国内ではベトナム航空、ベトジェットエア(VJC)、ジェットスター・パシフィック航空、バンブー航空、ベトスター航空(チャーター便のみ)の5社が旅客便を運航。また、ベトナムエアサービス(VASCO)が貨物便を飛ばしている。