【亜州ビジネス編集部】
石炭大手バンプーの再生可能エネルギー子会社バンプーネクストは10月29日、FOMM(本社:川崎市幸区)の小型電気自動車(EV)によるカーシェアリングサービスの拠点をサムヤンミッドタウンに設けたと発表した。50台のEVを導入した。24時間体制で車両の受け取り、返却、充電を受け付ける。利用者はホープカーのアプリを通じて、短期では1時間単位から、長期では1カ月単位で車両を借りられる。若者の利用を見込む。
使用する車両数を年内に100台に倍増させる計画。将来はバンコク都内や地方主要都市でサービス拠点を増やす。
バンプーは昨年、FOMMの株式21.5%を取得している。バンプーネクストとホープカーは今年5月、医療従事者を対象としてFOMMのEVを使用した無償のカーシェアサービスを開始していた。