【亜州ビジネス編集部】
中国は世界最大の電気自動車(EV)向け充電インフラ網を築いた。
今年9月末の充電ステーションは全国4万2000カ所、EV電池交換ステーションは525カ所を数える。各種の充電器は合計142万基に積み上がった。EVと充電器の数量比率は、「3.1:1」にまで縮小している。工業和信息化部(工業情報化部)が3日に報告した。
今後も充電インフラの整備を促し、EVの充電需要を充足させる方針だ。
中国のNEV保有は、500万台に接近しつつある。2018〜19年にかけた2年連続で100万台以上の純増を記録し、世界NEV保有の過半を占めている。
統計によると、中国のNEV保有は19年末時点で381万台に達し、自動車保有全体の1.46%に拡大した。18年末と比較し、120万台(↑46.05%)の伸びを記録している。うち純電気自動車は310万台を数え、NEV全体の81.19%を占めた。