【亜州ビジネス編集部】
王子ホールディングスは5日、南部ドンナイ省に新たな段ボール工場を設けると発表した。投資額は約60億円。
2022年5月にも稼働を開始し、今後の需要の伸びが期待できる南部地区で事業拡大を図る。段ボールの製造拠点はベトナム国内で6カ所目、東南アジア・インド・オセアニア地域で34カ所目となる。
完全子会社の王子テックス(ベトナム)がロックアンビンソン工業団地内に工場を設ける。敷地面積は8万平方メートル。月産能力は1000万平方メートルを計画している。
王子グループはベトナムの北部に3カ所、南部に2カ所の段ボール工場を所有している。