【亜州ビジネス編集部】
スズキは9日、生産販売子会社のタイスズキモーターが船外機の累計生産100万台を達成したと発表した。船外機の生産は1999年に開始しており、21年1カ月での達成となる。
タイスズキは68年にスズキ初の海外バイク生産工場として操業を開始した。バンコク北郊パトゥムタニ県に工場を構えており、従業員数は約1000人。船外機は現在、小型の17機種を生産しており、タイ国内や日本などに出荷している。
スズキの船外機の世界販売台数は、2020年4〜9月に前年同期比で9%増加。うち静岡県の湖西工場で生産する中大型機は12%増、タイスズキ製の小型機は7%増だった。