【亜州ビジネス編集部】
携帯通信インフラのシェアサービスを手掛けるJTOWER(本社:東京都港区)は17日、ホーチミン市のIBS(建物内の携帯通信インフラシェアリング)子会社を通じて、現地企業のIBS資産を買い取ると発表した。63物件(合計の延べ床面積18万平方メートル)の資産を2億4000万円で買い取る。ベトナムでIBS市場が拡大する中、事業基盤を強化する。
子会社サザンスター・テレコミュニケーション・イクイップメント(SPN)が、ティエンベトの保有資産を買い取る。今月末に買い取り契約を結び、来年末にも全資産の引き渡しを終える予定。
サザンスターは同国の主要な高層オフィスビルやホテル、商業施設などでIBS事業を手掛け、対象延べ床面積で国内最大規模という。