【亜州ビジネス編集部】
自動車業界団体の中国汽車工業協会は、主要メーカー11社の新車生産台数が今年11月上旬に前年同期比12.5%増の74万4000台に伸びたと、17日報告した。
うち乗用車が9.8%増の63万9000台、商用車が32.3%増の10万6000台。販売台数は明らかにされていない。
同協会によると、今年10月の新車販売台数は前年同月比12.5%増の257万3000台。増加率は前月の12.9%とほぼ同水準で、7カ月連続でプラス成長を維持しているという。
生産台数も11.0%増の255万2000台に拡大した。
新型コロナウイルスの流行が落ち着きを見せ、各種の内需拡大政策が奏功し需要が回復している模様。前月比でも、販売が0.1%増、生産が0.9%増で推移した。