【亜州ビジネス編集部】
三菱ケミカルホールディングス(本社:東京都千代田区、越智仁社長)は1日、シンガポールに全額出資子会社の「ミツビシ・ケミカル・ホールディングス・アジア・パシフィック」(仙波靖雄代表)を設立したと発表した。
資本金は1500万米ドルで、2021年1月の業務開始を予定している。
同子会社社の設立は、アジア太平洋地域における管理体制の整備・強化が目的だ。三菱ケミカルは、中長期経営基本戦略で掲げるグローバルマネジメントの深化に向けて世界各地で統制やコンプライアンスなどの管理体制の構築を進めており、既に米州、中国、欧州では、各国・地域の代表機能、リスク管理、コンプライアンスの確保を担う統括会社を設立している。