【亜州ビジネス編集部】
大和ハウスグループの不動産管理会社、大和ライフネクストは1日、ジャカルタに子会社を設立し、営業を開始したと発表した。経済成長が著しいインドネシアで、賃貸住宅や物流施設、商業施設、工場などの施設管理サービスや、建物の長寿命化への取り組みなどによる不動産価値向上サービスを提供する。
新会社ダイワライフネクストインドネシアは資本金300万米ドル。大和ライフネクストと子会社が全額出資した。設立は今年1月だが、新型コロナウイルス流行の影響で駐在員の派遣を中断。10月1日にインドネシアの入国制限が緩和されたことを受け、本格的な営業活動を開始した。
新会社は、グループがジャカルタで手掛ける複合都市事業「サクラガーデンシティー」の管理を受託する予定。同事業は敷地12万平方メートルに分譲マンションや商業施設、オフィスビル、ホテル、病院などを開発するもので、2017年に建設が始まった。27年10月の完成が予定されている。