【タイ】20年の新車販売、24%減の77万台=KRC予測

【亜州ビジネス編集部】

カシコン銀行傘下の総合研究所カシコン・リサーチ・センター(KRC)は、2020年の国内新車販売台数が前年比23.6%減の77万台に落ち込むとの予測を発表した。

新型コロナウイルス流行の影響で大幅減となる見通し。ただ、21年は景気回復に伴い7〜11%増の82万5000〜85万5000台に拡大すると見込む。10日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売は、20年が合計で17%増の3万1000台、21年が4万8000〜5万台と予測。各社が新モデルの投入を進める中、順調に伸びると見込む。21年については、政府が電動車に対する新たな支援策を導入すれば、さらに増える可能性があるとしている。

国内の自動車生産台数は、20年が30%減の141万台、21年は10〜15%増の155万〜162万台と予測した。20年1〜10月は販売台数が前年同期比27.3%減の60万8880台、生産台数が35.5%減の111万2426台だった。


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