【亜州ビジネス編集部】
住友林業は9日、ボルネオ島の西カリマンタン州で植林事業を拡大すると発表した。
現地企業から産業植林資産と事業権を取得し、管理面積を1550平方キロメートルに拡大。また、植林合弁2社の株式を追加取得し、連結子会社化する。
新たに取得する植林地は面積100平方キロメートル。合弁2社の植林地と隣接しており、一体的な管理によって生産性向上と生態系保全への取り組みを強化する。
一方、合弁2社への出資比率は、80%と76%に引き上げる予定。残り20%と24%は、山林経営・合板製造のアラス・クスマグループが引き続き保有する。現在は2社とも住友林業とアラスが50%ずつ出資している。