【亜州ビジネス編集部】
日本通運は14日、南部ドンナイ省の多機能倉庫で医薬品物流の品質認証である「GDP」を取得したと発表した。
増加が見込まれる欧州からの医薬品輸入や、日系医薬品メーカーによる事業展開に対応。また、既にGDP認証を取得している各国のグループ各社と連携し、サービスを展開する。
アマタシティー・ビエンホア工業団地の多機能倉庫「アマタ・ロジスティクス・センター」で、航空・海運貨物フォワーディングと道路輸送、倉庫サービスについて認証を取得した。同倉庫は現地法人のベトナム日本通運が運営している。
■シンガポールでもGDP取得
日本通運は、シンガポールのチャンギ国際空港内にある同社の施設でも航空輸出入サービスについてGDPを取得したと発表した。同国には多くの世界的な製薬会社が研究開発(R&D)や製造の拠点を構えており、今後も医薬品の輸出入が増加すると見込んでいる。