【亜州ビジネス編集部】
全日本空輸(ANA)は14日、成田〜バンコク線に大型の貨物専用機「ボーイング777F」を投入したと発表した。
東南アジアから日本を経由して北米に向かう自動車部品などの貨物需要に対応する。
バンコクは中国・上海、米シカゴ、独フランクフルトに次ぐ4カ所目の就航地となった。10日と11日の往復初便は貨物を満載して運航。成田発の初便には、自動車部品や電子機器、電子部品などが、往路のバンコク発にも自動車部品や電子機器などが、それぞれ約70トン搭載された。12月は初便を含め4往復を運航する。
同社は12月に運航する国際貨物便が過去最多の2296便に達すると見込んでいる。