【亜州ビジネス編集部】
岡三証券は15日、シンガポールのCGS-CIMB証券と業務提携したと発表した。提携により、東南アジア市場での株式注文執行や情報収集の体制を強化。機関投資家向けを中心にサービスの拡充・向上を図る。
同日に業務提携契約を交わした。来月1日付で発効する。現地証券市場への注文の取り次ぎと、リサーチサービスの提供を受ける。CGS-CIMB証券は、注文執行能力とリサーチについて域内投資家から高い評価を得ているという。
CGS-CIMB証券は、シンガポールのほかマレーシア、インドネシア、タイなどで事業を展開。中国証券大手の中国銀河証券と、マレーシアの金融大手CIMBグループが折半出資している。