【亜州ビジネス編集部】
食品開発の支援事業などを手掛けるタケショー(本社:新潟市北区)は21日、南部カントー市に昨年設立した調味料・食品素材の製造販売会社が工場の地鎮祭を行ったと発表した。既に着工しており、2021年秋の本格稼働を予定している。
チャノック第2工業団地に入居する子会社のタケショー食品ベトナムが工場を建設する。19年10月時点では21年4月の工場稼働を計画していたが、遅れている。
タケショーは18年8月、日本ハイドロパウテック(本社:新潟県長岡市)と共に、現地のカントー大学と共同研究契約を締結。メコンデルタの豊富な食資源の有効活用に向け、研究開発(R&D)に取り組んできた。工場ではR&Dの成果を生かした調味料や食品素材を製造販売する。