【中国】上海汽車系のMGセールス、21年のタイEV販売2000台目標

【亜州ビジネス編集部】

上海汽車集団(600104/SH)傘下で「MG」車を販売するMGセールス・タイランドは、2021年の電気自動車(EV)の販売目標を2000台に設定すると報告した。新モデルの投入や充電所の拡充、新車市場の回復が販売を後押しすると見込む。クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

19年6月に発売した同社初EVとなるスポーツ多目的車(SUV)「MG ZS EV」(販売価格119万バーツ=約410万円)の20年販売台数は、1200台を見込む。

EVの2モデル目となるステーションワゴン「MG EP」(98万8000バーツ)は、12月上旬に開催された自動車展示販売会「第37回タイランド・インターナショナル・モーターエキスポ」で発表し、約100台を受注。全国のショールームでもさらに約100台を受注しており、21年の販売増につながると見込む。

また、21年は充電所を500カ所増設し、顧客の利便性を高める計画。20年末の約100カ所から増やす。

EV以外の車種も含めた20年の販売台数は2万8000台を上回ると見込む。毎年2モデルを投入し、21年は5万台の販売を目指す。


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