【亜州ビジネス編集部】
東急は23日、ホーチミン市近郊のビンズオン省で開発を進めている新都市内に大型ショッピングセンター(SC)を開設すると発表した。
同社にとってベトナム初の大型SCとして、2023年春に第1期が開業する予定。中核テナントに「イオン」が入居する。
同都市開発を手掛ける子会社のベカメックス東急を通じて、「ソラガーデンズSC」(仮称)を開発する。第1期は地上2階建て(一部4階建て)のSCを来年夏に着工する予定。敷地面積2万平方メートル、延べ床面積2万1500平方メートルで、イオンのほか映画館や衣料品店、レストランなどのテナントが入居する。
新都市の総面積は1000万平方メートル。12年に着手した後、これまでにマンションや小型の商業施設などを建設し、14年からは路線バスを運行している。総敷地面積12万平方メートルの複合型SC計画も推進しており、隣接する住宅地と一体的に開発する。