【タイ】オートバックス、SABを再び連結子会社化

【亜州ビジネス編集部】

カー用品大手オートバックスセブンは25日、タイでカー用品店「オートバックス」を展開するサイアム・オートバックス(SAB)を再び連結子会社化したと発表した。10月に一部株式を合弁相手の給油所大手PTGエナジーに譲渡し、非連結化したが、今回は少数株主が保有する株式を新たに取得。SABの経営判断をより機動的にすることが目的としている。

車検機器のバンザイ(本社:東京都港区)や大手財閥サハ・グループなどから今月24日までに株式を取得。出資比率を11.7%から23.5%に、議決権比率を12.3%から19.7%にそれぞれ引き上げた。PTGは残り株式と議決権を保有しており、2社合弁となる。

SABは「オートバックス」を17店展開している。オートバックスセブンは10月に一部株式を売却するまで、株式の49.97%、議決権の52.4%を握っていた。


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