【亜州ビジネス編集部】
東急の子会社、ベカメックス東急は、ホーチミン市近郊のビンズオン省で開発を進めている新都市内の商業施設「ヒカリ」の拡張工事に着手した。店舗面積3200平方メートルの第2期拡張エリアを建設し、規模を3倍に拡大。今年10月にオープンする。
先月下旬に起工式を行った。拡張エリアには1〜2階建ての施設を建設。レストランやカフェなどが入居する約15区画を設ける。生ごみを堆肥化するコンポストや、施設内の池で飼育している魚の排泄物を栄養素として植物の育成に利用するアクアポニックスなど、環境に配慮した取り組みも行う。
同施設の敷地面積は3万3000平方メートル。2015年1月に開業した第1期は店舗面積1600平方メートルで、17区画に飲食店やコンビニエンスストアが入居している。