【亜州ビジネス編集部】
カンボジア工業・科学・技術革新省によると、2020年に国内で開所した工場の数は221カ所だった。19年に比べ18%減少したことになる。
一方、新型コロナウイルス関連を理由に閉鎖した工場は100カ所だった。クメールタイムズが7日付で伝えた。
新設工場の生産品目は、繊維製品やハイテク機器、ソーラーパネルなど。一方、閉鎖された工場は繊維などが多かった。年末時点の国内工場数は1853カ所となり、1年間で約100カ所増加。全体で労働者90万人が雇用されている。
20年のカンボジア開発評議会(CDC)による投資認可数は178件、投資額は41億4700万米ドル。多くは繊維産業だった。