【フィリピン】グローブの5G基地局、1000カ所を突破

【亜州ビジネス編集部】

アヤラ・グループ傘下の通信大手グローブ・テレコムは12日、国内の第5世代(5G)移動通信に対応する基地局が1045カ所に達したと発表した。

現在マニラ首都圏とマニラ東部のリサール州に848カ所が集中しており、ビサヤ地方の4州とミンダナオ島の2州で183カ所を展開。ビサヤ地方ではセブ州に64カ所、ミンダナオ島では南ダバオ州に72カ所と人口の多い地域を重点に整備を進めている。

同社は昨年9月、5G基地局900カ所の追加設置を発表。アボイティス財閥傘下のアボイティス・インフラキャピタル(AIC)や、地場系とマレーシア企業の合弁会社ISOCイードットコ・タワーなどから共用基地局を借り受けるなどして拠点を拡大している。


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