【亜州ビジネス編集部】
工業団地大手のWHAコーポレーションの傘下で電力・水道事業を手掛けるWHAユーティリティーズ・アンド・パワー(WHAUP)は、マツダと米フォード・モーターの合弁会社オート・アライアンス・タイランド(AAT)から屋根上設置型の太陽光発電システムを受注したと発表した。
東部ラヨーン県のAAT工場の屋根に5メガワット(MW)のシステムを設置し、8月にも稼働させる。
このほど同システムの設計・調達・建設(EPC)と10年間の運営・保守について契約を交わした。工場はWHAが運営する工業団地内にあり、屋根の面積は4万5000平方メートルを超える。
WHAUPは屋根上設置型の太陽光発電システム導入で、2020年末までに40社近くと契約を締結。合計の出力は52MWとなり、同年末の目標としていた50MWを上回った。22年末には100MWを目指す。