【アセアン】住友商事、建機販売・レンタル会社を買収

【亜州ビジネス編集部】

住友商事は27日、東南アジアで建機の販売・レンタルを手掛けるエバーアジア(本社:シンガポール)を完全子会社化したと発表した。域内の建機レンタル市場が今後成長期を迎えるとみており、買収で事業拡大に取り込む。

エバーアジアはタイやインドネシア、マレーシアなど域内7カ国で16拠点を展開。高所作業車やコンプレッサー、発電機を主力商品とし、顧客のニーズに合わせて販売とレンタルの両方に対応できる。市場の成熟度によってビジネスモデルを変化させる地場密着型の事業展開を行っていることも特長という。19年12月期の売上高は9000万シンガポールドル(約70億円)、同年末時点の従業員数は477人だった。

住友商事は日本と米国を中心に建機レンタル事業を展開している。今後は日本・米国・東南アジアの3地域でノウハウの相互活用や経営資源の最適配分を行い、事業拡大を図る。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る