【亜州ビジネス編集部】
日本通運は27日、航空貨物フォワーディングと連携したタイ国内輸送サービスの提供で、医薬品物流の品質認証である「GDP」を取得したと発表した。
取得に伴い、まず日系の医薬品販売会社に対して輸入フォワーディング、配送の拡販を行い、GDP認証を取得済みのグループ各社と連携して非日系企業に対する拡販を進める。
現地法人のタイ日本通運が、先月22日を発効日とする認証を取得した。将来は保管サービスについての認証取得も検討する。
日通によると、タイでは少子高齢化が進行している上、生活様式の変化で生活習慣病の罹患者も増加。国内医薬品市場は年率5%前後のペースで成長している。輸入医薬品は市場全体の57%を占める。