【亜州ビジネス編集部】
ヤマハ発動機の現地法人タイヤマハモーターは、2020年のバイク販売台数が前年比7.6%減の24万台だったと発表した。
新型コロナウイルス流行の影響などで国内需要が落ち込む中、前年に続いて販売が縮小。ただ、市場全体に比べて減少幅が小さく、シェアは15.8%に上昇した。21年は新モデル投入などにより、販売台数25万3000台、シェア16.5%への引き上げを目指す。
21年のバイク市場は153万台となり、前年の152万台を上回ると予測。
ヤマハは新モデル5車種を投入するほか、販売店のサービス強化やオンラインマーケティングの積極展開などにより、販売拡大を図る。若者向けのオートマチック車や、スポーツ車などの販売比率を高める。