【亜州ビジネス編集部】
中国工業情報化部によると、2020年末までに中国の5G利用者は2億人を突破した。
20年に5G基地局58万カ所を新設。国内の全ての地級市で5G通信の利用が可能になった。北京青年報が1月31日付で伝えた。
5G通信が利用可能なプランは、通信大手の中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯合網絡通信(香港)(チャイナ・ユニコム(ホンコン))、中国電信(チャイナ・テレコム)がそれぞれ多数を用意。使用可能なデータ量によって料金が違うほか、高速通信が保障されるプランは保障がないプランに比べて高い料金設定となっている。
中国移動のプランはデータ量が最も少ない30ギガバイトで月額128人民元(約2080円)。300ギガ、598人民元のプランまで7段階ある。月額198人民元以上のプランは高速通信の保障がつき、保障が付くプランは付かないプランに比べて通信速度が約2倍となる。