【タイ】ドコモなど日タイ13社が連携、来年にも5Gサービス

【亜州ビジネス編集部】

NTTドコモなど日本とタイの13社は3日、高速通信規格「5G」事業のコンソーシアム(企業連合)設立に基本合意した。

海外に拠点を持つ日本企業向けに、工場内など狭いエリアに通信網を構築する「ローカル5G」などの私設網を通じて5Gソリューションを提供する。まず多くの製造業者・建設業者が拠点を構えるタイで、来年にも商用サービスの提供を目指す。

参加する13社の技術や販売網などの強みを連携させて、ソリューションの提案からシステム導入、管理まで一貫して提供する。

NTTドコモは事業の取りまとめや5Gソリューションの設計などを担当。タイ企業では、携帯電話サービス最大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)の子会社が通信回線などの提供、大手商社ロクスレーがシステムインテグレーション(SI)などをそれぞれ手掛ける。

今年下半期にローカル5G網の構築に向けた実証実験を行う予定。来年にも商用のローカル5G網や5Gソリューションの提供を開始する。


亜州ビジネスASEAN
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