【亜州ビジネス編集部】
米系調査会社フロスト&サリバン(F&S)が東南アジアの消費者を対象に行った調査で、次の自動車購入時には電気自動車(EV)を検討すると回答した割合は37%だった。
インドネシアで50%と高く、ベトナムの22%が最低だった。
調査は2020年8〜9月、東南アジアの主要6カ国の3000人を対象にオンラインで実施。新型コロナウイルスの流行でガソリン価格が下落する中、全体の割合は18年調査の51%から低下した。国別ではフィリピン(45%)が2番目、タイ(43%)が3番目に高かった。
一方、全体の64%は、5年前に比べてEV購入をより考慮するようになったと回答。EV購入時の懸念事項としては、充電所に到着する前に充電切れとなってしまうことが48%で最多だった。ただ、2年前の60%からは低下している。