【フィリピン】吉野家が外食最大手と合弁、10年で50店目指す

【亜州ビジネス編集部】

吉野家ホールディングスは16日、牛丼チェーン「吉野家」のフィリピン出店で、外食国内最大手のジョリビー・フーズ・コーポレーション(JFC)と折半出資の合弁会社を設立すると発表した。10年間で50店の開設を目指す。

5月にも合弁会社のジョリビー吉野家を首都圏のパシッグ市に設立する。資本金は1億3000万ペソ(約2億8600万円)。フィリピンではこれまで、食品大手センチュリー・パシフィック・グループにフランチャイズ権を与えて出店してきたが、合弁会社の設立で機動的な事業展開を可能にする。

ジョリビーは国内外でファストフード店「ジョリビー」を中心に飲食チェーンを展開している。昨年末時点の店舗数は3257店。日本料理チェーンは「吉野家」が初めてとなる。


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