【亜州ビジネス編集部】
国営建設大手ワスキタ・カルヤ(WSKT)の建材子会社ワスキタ・ベトン・プレキャスト(WSBP)は、東亜建設工業と業務提携すると発表した。
浚渫や埋め立て、港湾開発などの事業実施の際に協力する。ワスキタ・ベトンはプレキャストコンクリート製品の販売拡大につながると見込む。先週に覚書(MOU)を締結した。
ワスキタ・ベトンは今年、7兆8800億ルピア(約593億円)相当の受注を目指している。内訳はグループ内の事業が21%、外部事業が79%。外部事業は政府機関や国営・民間企業からの受注を見込む。
東亜建設工業は、昨年末に一部完成した西ジャワ州スバン県のパティンバン港の建設工事に参画している。