【亜州ビジネス編集部】
電気設備エンジニアリングのマレーシア企業ペステック・インターナショナルは16日、同社と古河電気工業のコンソーシアム(企業連合)が、カンボジアで地中送配電網を受注したと発表した。
受注額は事業のうち一部が22億1946万円、残りが1994万米ドル。プノンペン市周辺で230キロボルト(kV)の送電網と22kVの配電網をターンキー方式で地中に建設する。
同日にカンボジア電力公社(EDC)から受注の通知を受け取った。送電線は53キロメートルを使用。配電網は19キロメートルにわたって構築する。着工・完工の時期は今後の交渉で決める。EDCにとって、230kVの地中ケーブル設置事業は初めてという。