【亜州ビジネス編集部】
縫製機メーカーの松屋アールアンドディ(本社:福井県大野市)は17日、エアバッグメーカーの新たな顧客から生産を受託し、南部ドンナイ省ビエンホア市の現地法人でエアバッグ裁断・縫製の新規事業を開始すると発表した。
9月ごろの生産開始を予定。開始に向けた準備として、配管や圧縮機の整備など内装工事に約1700万円を投じる。
アマタシティー・ビエンホア工業団地に拠点を構える子会社の松屋アールアンドディ・ベトナムが事業を手掛ける。売上高は初年度が2億円、2年目以降が6億〜10億円を見込む。
同現地法人は、団地内に5カ所の縫製品工場を持ち、主にアジア向けの血圧計腕帯やカーシートカバー、エアバッグを生産している。他に開発拠点も構えており、ドローン用エアバッグなどの開発を進めている。