【亜州ビジネス編集部】
豊田通商は24日、東部の工業団地向けに通勤バスサービスを提供するATP30に9.5%出資し、業務提携すると発表した。
配車計画を最適化するデジタル技術を提供。乗車率の向上やコスト削減を図る。
現地法人トヨタ・ツウショウ・タイ・ホールディングス(TTTH)がATP30の第三者割当増資を引き受け、総額6435万バーツで株式を取得する。1株当たりの取得額は0.99バーツで、ATP30株の同日終値1.19バーツを下回る。
TTTHは、東部チョンブリー県の子会社トヨタ・ツウショウ・テクノパークを通じて、東部の工業団地の入居企業に通勤バスサービスを提供している。出資後はATP30と連携し、通勤バス市場のスマート化を推進する。