【亜州ビジネス編集部】
産業用電機・電子機器商社のたけびし(本社:京都市右京区)は24日、シンガポールの電子商社ルシャン(サウスイーストアジア)を買収する契約を交わした。
ルシャンは東南アジアとインド、中国の計8カ国に14拠点を展開し、電子部品・機器を販売。たけびしとは半導体など共通の事業分野がある一方、進出地域や取り扱い製品の重複が少ないことから、完全子会社化でシナジー効果を得られると見込む。
5月中旬にルシャンの幹部2人から全株式を取得する。取得額は非公表としている。
ルシャンは1982年設立で資本金100万シンガポールドル(約8000万円)。2019年の業績は、売上高が1億370万米ドル、純利益が580万米ドルだった。