【亜州ビジネス編集部】
ブリヂストンは3日、自動車用防振ゴム生産の合弁会社ブリヂストン・アストラ・インドネシアの事業を、合弁相手の複合企業アストラ・インターナショナルに譲渡したと発表した。
経費・コスト構造改革の一環。他に中国・上海市とメキシコの非タイヤ部門の拠点を清算する。いずれの拠点についても、競争力を維持しながら自社で事業運営を継続するのは困難と判断した。
ブリヂストン・アストラは西ジャワ州プルワカルタで2016年に生産を開始。19年10月時点で160人を雇用し、同年の売上高は1144億7300万ルピア(約8億9000万円)だった。
昨年5月にアストラの傘下企業に事業を譲渡済みで、今年6月にも清算手続きを終える。