【ベトナム】北部ハイフォン市、2カ所目の国際空港の建設提案

【亜州ビジネス編集部】

北部ハイフォン市の人民委員会は、市内で2カ所目となる国際空港「ティエンラン国際空港」の建設を運輸省に提案している。

2050年を見据えた35年までの市の開発計画を実現するため、必要になるとしている。ベトナム・インベストメント・レビューが9日付で伝えた。

市は航空旅客数を30年までに年1300万人、45年までに同2760万人に引き上げる目標を掲げている。現存するカットビ国際空港の拡張についても提案しているが、これが実現しても能力が目標に届かないため、新空港の建設を提案している。

同市にはブリヂストンや韓国のLG電子などグルーバル企業からの外国直接投資(FDI)が多く、地場自動車メーカーのビンファストも工場を構える。

市人民委員会は、同市をアジアで有数の先進都市に発展させるべく、空路や陸路、また市内の交通網の整備を積極的に進めている。


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