【亜州ビジネス編集部】
石炭大手バンプーの再生可能エネルギー子会社バンプーネクストは、出資先のスタートアップが手掛ける電動トゥクトゥク配車サービスの車両数を年内に200台に増やすと発表した。サービスの提供拠点も増やし、拡大する需要に応える。
同サービスは、32%出資するアーバン・モビリティー・テックを通じて提供。現在はバンコク都内の6エリアで展開し、1000カ所の乗降地点を設けている。
車両数はまずバンプーの提供資金で100台に増やし、後に200台まで引き上げる。また、年内に乗降地点を2000カ所に倍増させる。
乗客はアプリで乗車場所や行き先、人数を指定し、支払いもアプリ上で済ませる。運賃が10バーツ(約35円)からと割安な点や、電動車の使用による環境負荷の少なさなどを売りに、利用者を増やしているという。