【亜州ビジネス編集部】
SBIホールディングスは16日、フィンテック企業のルートアント・グローバル(本社:シンガポール)に出資し、子会社を通じて共同事業を展開すると発表した。出資比率は4.85%となる見通し。
ルートアントは、売掛債権の分割譲渡に関するシステムを開発・運営する。
サプライチェーンファイナンスと呼ばれる分野のシステムで、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用。
サプライヤー企業が支払期日より前に、無担保・無保証でも低い調達金利で資金を得られる仕組みを構築している。
共同事業では、日本と香港、ベトナムなどのアジア地域で同様のシステムを展開する。