【亜州ビジネス編集部】
NECは26日、日本サニパック(本社:東京都渋谷区)がバタム島で操業するポリ袋・ゴミ袋工場に遠隔業務支援サービスを提供したと発表した。
工場従業員がスマートグラスで撮影した映像を、日本にいる技術者がリアルタイムで共有し、視認しながら技術指導できるシステムを提供。新型コロナウイルスの流行で出張が難しい中、遠隔での現地支援を容易にする。
スマートグラス5台で今月に稼働を開始した。NECソリューションイノベータが2016年に開発したシステムで、スマートグラスを使うことから作業者は手作業をしながら現場の状況を共有できる。
一方、日本にいる技術者は、共有されている映像に文字や矢印を加えて指示を出すことが可能。音声では分かりにくい内容も細かく伝えられる。