【亜州ビジネス編集部】
日本通運は、タイ日本通運とタイ日通ロジスティクスの現地法人2社を4月1日付でタイ日通ロジスティクスに統合すると発表した。
航空や海運などの各輸送モードが一体となった体制を構築。営業体制の強化や経営の効率化を推進し、変化し続ける顧客ニーズへの対応を強化する。
これまでタイ日本通運は航空関連事業と引越事業を手掛け、タイ日通ロジスティクスは海運事業や倉庫配送事業、越境輸送を含むトラック輸送事業を中心に展開してきた。統合後はワンストップサービスや倉庫保管、越境輸送を活用したサービスを拡充する。
統合後のタイ日通ロジスティクスは、バンコクや中部アユタヤ県、東部チョンブリ県レムチャバンなどの計11カ所に事業所を展開。
合計の倉庫面積は15万4000平方メートル、従業員数は1700人に上る。