【亜州ビジネス編集部】
ベトナム航空は1日、ハノイ〜成田線など国際線4路線の定期便を再開した。
新型コロナウイルス流行で全面的に定期便の運航は停止していたが、経済や観光業の回復を下支えするため、安全を期しながら、とりわけ需要の多い路線を再開した。ベトナムプラスが伝えた。
再開したのはハノイ〜成田のほか、ハノイ〜ソウル、ハノイ〜シドニー、ホーチミン市〜シドニーで、まずは6月30日まで定期運航する。
ハノイ〜成田は4月中に週1〜2便を運航し、5〜6月は週2便とする。
ハノイ〜ソウルとハノイ〜シドニーは週1便、ホーチミン市〜シドニーは週2便で運航する。ほかに日本や韓国、台湾へのチャーター便も検討する。
同社は、往来に必要な書類は国によって異なり、乗客はこれを確認し準備する必要があると説明。
また、加盟する航空連合「スカイチーム」が定める感染予防の標準よりも厳しい新型コロナ対策を講じて運航するとしている。